外壁塗装でよく聞く、屋根カバー工法とは
ブログ
2022.08.26
松戸市の屋根・外壁塗装専門店ヤマモトホールディングス(プロタイムズ松戸店)です。
屋根リフォームで一般的に採用される工法は3つあります。
- 屋根塗装
- 屋根カバー工法(重ね葺き)
- 屋根の葺き替え
屋根塗装は言葉通り、屋根を塗装します。
屋根材が傷んでいて屋根の塗装ができない場合に採用されるのが、「屋根カバー工法」もしくは「屋根の葺き替え」です。
《屋根カバー工法とは?》
屋根カバー工法とは「既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねる工法」のことを指します。
古くなって劣化症状が目立ってきた屋根材を剥がさずに、その上に防水シートと新しい屋根材を重ねていくので、既存の屋根材を撤去する必要はありません。
カバー工法には、「重ね葺き」「重ね張り」「被せ工法」など様々な呼称があります。
カバー工法に使用される屋根材は、とても軽く、屋根重量は1.3倍~1.6倍に増える程度です。
《屋根カバー工法 工事中の様子》
▲施工前、足場を組んだ様子
▲緑色のは、防水シートです。その上に新しい屋根材を取り付けていきます。
▲新しい屋根材、設置完了。使用した屋根材は、LIXIL(リクシル)のTルーフクラシックです。
《屋根カバー工法の工程》
棟板金の撤去→防水シートを既存の屋根材に設置→防水シートの上に新しい屋根材を取り付けていく→新しい棟板金の取り付け
比較として、屋根塗装、屋根葺き替えの概要は下記です。
※屋根の葺き替え工事は、既存の屋根材を撤去するのでカバー工法よりも大掛かりな工事になり、費用もカバー工法よりもかかります。
《屋根カバー工法のメリット》
- 葺き替え工事に比べ、工事費用が抑えられる
- 短い工事期間でリフォームできる
- 断熱効果が向上する
- 野地板の結露を防止対策になる
- 構造材を痛めることなく工事ができる
屋根カバー工法のメリットとしては、上記のほか屋根のデザインを変えたい場合にもオススメです。
《屋根カバー工法ができないケース》
- 屋根下地(野地板)の劣化が激しい場合
- 耐震基準法に則した造りではない場合
- 既存の屋根材が瓦屋根の場合
- 屋根の勾配が基準に適していない場合
屋根カバー工法では様々な屋根材がありますが、当店でよく施工されるのは、LIXIL(リクシル)のTルーフというものです。
LIXIL(リクシル)のTルーフは金属屋根、ガルバリウム鋼板の屋根材で、他のガルバリウム鋼板の大きな違いは表面仕上げです。
天然石チップのコーティングで表面処理がされているため、重厚感があり美しい仕上がりになると好評です。
主な特徴は
- 耐久性・耐食性にすぐれ、耐用年数が高い
- 天然石のコーティングで美しい
- 雨音を吸収、静寂性が高い
- とても軽くて震災に強い
- 保証が長い(基材保証30年、美観保証10年)
厚みはわずか0.39〜0.4mm、一般的な和瓦の約1/7という軽さ!
デザインも、クラシック・ヴェルウッド・モダンとあり、馴染みやすいカラーバリエーションも人気です。
松戸市の屋根外壁塗装の専門店 ヤマモトホールディングス(プロタイムズ松戸店)