松戸市の外壁・屋根塗替えはヤマモトホールディングス（プロタイムズ松戸店）へ

松戸市大谷口 W様邸　モルタル外壁塗装／スレート瓦屋根重ね葺き（カバー工法）

#松戸市
#ツートーン／２色以上
#ベージュ・グレー系
#白・クリーム系
#モルタル
#スレート瓦

松戸市大谷口　W様邸　外壁塗装屋根葺き替え工事

物件データ

施工内容	外壁塗装（高耐久シリコンプラン）屋根葺き替え工事	工期	約１ヶ月
外壁塗装	エスケープレミアムシリコン（色：1階モカ（3部艶）、2階ペールビスケット）	担当	鈴木　耕平
屋根塗装	屋根重ね葺き工事（LIXIL Tルーフモダンのチャコール）	工事費（総額）	約230万円

建物診断

抄造法の屋根材特有の層間剝離が発生しています。屋根材の防水機能が低下し、内部への水分の浸入が懸念されます。
紫外線の影響により塗料に含まれる顔料が劣化し、塗膜が退色しております。
金物及び下地木部の温度変化による伸び縮みに耐えられなくなった釘が抜けてしまっています。板金のゆるみが想定されます。
一部雨樋の破損が見受けられました。交換などを合わせて行っておくと良いかと思います。
基材が湿気を含み、わずかな苔とカビが発生している状態です。
紫外線の影響により塗料に含まれる顔料が劣化し、塗膜が退色しております。硬化が見受けられるため、塗装などによる保護をお勧めします。
ひび割れが発生しています。塗膜の防水機能が低下し、内部への水分の浸入が懸念されます。
基材が湿気を含み苔とカビが発生している状態です。

《外壁》
外壁はモルタルでした。
モルタルとは、セメントと砂（細骨材）を1：3の割合で水と練り混ぜてつくった材料で施工した湿式工法（※コンクリート打ちや左官工事などがある工法）の外壁のことです。
注意点としては、主成分がセメントのため、防水性が切れると水がボード内に染み込み、夏場の暑い日の膨張、冬場の凍結による膨張などで、変形やそり、ひび割れを誘発してしまう可能性があります。
新築で建てた家のサイディングは工場で製造時にアクリル塗装された状態で出荷されるので、5～7年で防水性が切れます。そのため、防水性を保つために定期的な塗装が必要になります。

コストが安く、ペースト状で施工しやすい、防火性能があるため、建築現場でよく使用される材料です。
モルタルの外壁は、非常に丈夫なイメージがありますが、素材自体の防水性能は低いため、塗装をすることで素材を水から守っています。
防水機能を果たしている塗膜が劣化してくると、徐々に水分を吸収し“クラック”と呼ばれる亀裂（ひび割れ）が生じてきます。

これを放置しておくと亀裂からさらに水分が入り、壁の内部を腐らせてしまう恐れがありますので、塗り替えやコーキングの補修などの定期的なメンテナンスが必要です。

《屋根》
スレート瓦（カラーベスト、コロニアル）でした。

スレート瓦は、厚さが4.5mm、内容成分は85％がセメント、15％の石綿（アスベスト）で構成されています。

高度なコンクリート成形技術により、寸法精度が高く、施工性がよい特徴があります。また、断熱性や耐震性にも優れ、デザインにも多様性がある建材です。主成分がセメントのため、素材自体に防水性がなく、表面に塗装をしています。アクリル樹脂塗装がされているものが多く、その耐久年数は５～７年です。

そのため、10年を経過するスレート屋根は防水性が切れて、色の変色、藻やコケの発生などが多く見受けられます。

施工中の様子

塗装前の洗浄です。バイオ洗浄剤を塗布しています。
バイオ洗浄剤を塗布後、高圧洗浄機で洗浄していきます。
こちら足場設置のお写真です。塗料が飛散等しないよう、メッシュシートをかけます。
施工前の屋根です。今回、屋根は塗装ではなく重ね葺き工事をします。
重ね葺きは既存の屋根をそのままに、上から防水シートを貼り、新しい屋根材を設置していきます。
上から被せる屋根材は超軽量で丈夫なLIXIL（リクシル）のTルーフです。
Tルーフはモダンタイプ。お色はチャコールです。写真は屋根重ね葺き工事完了後です。
下屋根も重ね葺き工事をしました。
こちらは外壁です。ヒビ割れの部分は、補修をしてから塗装します。
こちらが補修後のお写真です。この後、外壁を下塗り、中塗り、上塗りしていきます。
まずは下塗りです。使用塗料はエスケー弾性プレミアムフィラーです。
下塗り完了後のお写真です。下塗りが乾いたら、中塗りです。
こちら、２階の外壁を塗装しています。中塗りです。お色はペールビスケット（3部艶）です。
外壁、中塗りをしています。１階部分です。お色はモカ（3部艶）です。
2階の外壁、上塗りをしています。お色はペールビスケット（3部艶）です。
1階の外壁、上塗りをしています。お色はモカ（3部艶）です。
外壁2階部分、上塗り完了後のお写真です。美しく仕上がりました。
こちらは外壁1階部分、上塗り完了後のお写真です。いいお色ですね。
付帯部の塗装です。破風板・鼻隠しを塗装しています。C/B
軒天を塗装しています。塗料はケンエース1031です。
その他付帯部です。幕板、塗装完了後のお写真です。
鉄部の塗装です。写真はケレンをかけているところです。
鉄部にはケレンをかけ、錆止めを塗布し、中塗り・上塗りをします。写真は上塗りしているところです。
塗装完了後、窓拭き等をし、完了検査をして終了です。

外壁は下塗り：エスケー弾性プレミアムフィラーを塗布。中塗り・上塗りは、エスケープレミアムシリコン（エスケー化研）という塗料で、１階：モカ（3部艶）、２階ペールビスケット（3部艶）というお色で塗装しました。

軒天は、ケンエースの1031、その他の付帯部はマックスシールド1500Si-JYという塗料を使用。お色は、破風板・鼻隠し,
幕板がC／Bアイアンバーグ。雨樋、シャッターボックス、水切り、排水管がチャコールで、エアコンスリムダクトがモカとペールビスケットです。

屋根は、塗装ではなく重ね葺き工事をしています。重ね葺きは、既存の屋根材を撤去せず、上から新しい屋根材を被せていく工法です。今回、使用したのはLIXIL（リクシル）のTルーフモダン、お色はチャコールレーです。

塗装前、お色に悩まれる方には、カラーシミュレーションがおすすめです。
塗装前の建物のお写真を専用のソフトで加工し、当店では、塗装してみたいお色でカラーシミュレーションができます。